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2004年3月16日 魚群ユニットライブ baseよしもと

イベントレポート | 2004年3月16日 |

出演:ヘッドライト和田・町田、千鳥ノブ・大悟、笑い飯哲夫・西田、ソラシド本坊・水口、大浦梶大浦・梶


第一部
場所は広島平和記念公園。公園のベンチにノブ(千鳥)と梶(大浦梶)が座っている。実は好きな人が最近出来た事を告白するノブ。「その人の事を考えるとドキドキして夜も眠れない。こんなに人を好きになったのは初めてだ」と打ち明ける。相手は誰だと聞く梶に、実はお前が好きなんだと告白するノブ。梶は引いてしまう。なおも詰め寄るノブ。

…突然笛の音がして先生役の哲夫(笑い飯)率いる中学の修学旅行生が列になって舞台に登場。生徒役は大悟(千鳥)、水口(ソラシド)、本坊(ソラシド)、西田(笑い飯)、大浦(大浦梶)、和田(ヘッドライト)、町田(ヘッドライト)。生徒は全員体操服。先生はジャージ姿。ノブらの前に立ち整列。神経質な先生なのか哲夫は笛を吹きながらひたすら整列のやり直しをさせる。「休めっ」「気をつけっ」「前ならえ」「お前とお前、前に出ろ。他のやつはよう見とけ。はい、前ならえ。」「はいこの線に合わせて整列」「はいお前もっと後ろに下がる」「回れ右っ」「もっと早く回れ右。はいやり直し」「はい先生を中心に集合ッ!」等々、細かいダメ出しにだんだん生徒も嫌気がさしてくる。しかし懲りずに延々と整列をさせ続ける哲夫。いつの間にかノブと梶まで整列に参加させられてしまう。

「よし、お前らよう見とけ。先生が見本見したる。はい前ならえっ」と見本を見せようとする哲夫先生。しかし偉そうに言う割には全くピシッとしていない腕の上げ方を見て、生徒達が遂に切れてしまう。生徒に取り囲まれて腕と足を羽交い締めにされる哲夫先生。生徒の一人が(哲夫を羽交い締めにしながら)「おい何か言いよんぞ。静かにしろ。」一瞬の間があって哲夫「(羽交い締めにされたまま)よしっ、解散。」生徒は哲夫を地面に放り投げて解散。地面に落とされた哲夫は何ごともなかったかのように生徒を整列させる。

再び哲夫先生は笛を吹きながら整列のやり直し。「休めっ」「気をつけっ」「前ならえ」「お前とお前、前に出ろ。他のやつはよう見とけ。はい、前ならえ。」「はいこの線に合わせて整列」「はいお前もっと後ろに下がる」「回れ右っ」「もっと早く回れ右。はいやり直し」「はい先生を中心に集合ッ!」「はい番号!」等々。嫌々ながらも整列を繰り返す生徒達。

「よし、お前らよう見とけ。先生が見本見したる。はい気をつけっ。」と再び見本を見せる哲夫先生。しかし何故だか手の先がペンギンのように反りかえっている。それを見て生徒達がまた切れてしまう。生徒に取り囲まれて腕と足を羽交い締めにされる哲夫先生。生徒の一人が(哲夫を羽交い締めにしながら)「おい何か言いよんぞ。静かにしろ。」一瞬の間があって哲夫「(羽交い締めにされたまま)よしっ、解散。」生徒は哲夫を地面に放り投げて解散。舞台からはける。一人取り残された哲夫先生が立ち上がり、今度は客席に向かって「はいお前ら整列!」と言った時点で暗転。


第二部
ノブ(千鳥)、水口(ソラシド)、本坊(ソラシド)、大浦(大浦梶)、梶(大浦梶)、町田(ヘッドライト)、西田(笑い飯)、和田(ヘッドライト)、哲夫(笑い飯)。いつものSUPER base LIVE風に普段着で登場。ノブが司会でマジカルバナナをやり始める。しかし何かおかしい。理由は和田がアントニオ猪木の格好をしているから。(パンツ一丁で赤いタオルを首に巻き、ご丁寧にアゴまでしゃくれさせている)すっかり猪木になり切っている和田。マジカルバナナで自分の番が回ってきても闘魂系のキーワードしか口にしない。まったくゲームにならず怒り出す他のメンバー達。気分を変えるために他のゲームをやろうとするが、いつも猪木/和田に邪魔される。怒ったメンバー達と殴り合いのケンカになる。しかし猪木/和田は圧倒的に強く、メンバー全員なぎ倒されてしまう。

…その時格闘技系の派手な音楽が大音量で流れ、舞台袖から「待てぇい!」の声。舞台右側から白い仮面を被り、ダブルスーツを着た大悟(千鳥)が登場する。何故か舞台端に置いてあるお立ち台に上り、猪木/和田とにらみ合う二人。にらみ合う二人。…にらみ合う二人…。だが何も起きない。大悟はそのままゆっくりと舞台から去っていく。音楽は消え、メンバーも何事もなかったかのように立ち上がりまたゲームをやり始める。

相変わらず自分の番が回ってきても闘魂系のキーワードしか口にしない猪木/和田。まったくゲームにならず怒り出す他のメンバー達。気分を変えるために他のゲームをやろうとするが、いつも猪木/和田に邪魔される。怒ったメンバー達と殴り合いのケンカになる。しかし猪木/和田は圧倒的に強く、メンバー全員なぎ倒されてしまう。

…再び格闘技系の派手な音楽が大音量で流れ、舞台袖から「待てぇい!」の声。舞台右側から白い仮面を被り、ダブルスーツを着た大悟(千鳥)が登場する。舞台端に置いてあるお立ち台に上り、猪木/和田とにらみ合う二人。にらみ合う二人。…にらみ合う二人…。また何も起きない。大悟はそのままゆっくりと舞台から去っていく。音楽は消え、メンバーも何事もなかったかのように立ち上がりまたゲームをやり始める。

相変わらず自分の番が回ってきても闘魂系のキーワードしか口にしない猪木/和田。まったくゲームにならず怒り出す他のメンバー達。気分を変えるために他のゲームをやろうとするが、いつも猪木/和田に邪魔される。怒ったメンバー達と殴り合いのケンカになる。しかし猪木/和田は圧倒的に強く、メンバー全員なぎ倒されてしまう。

…また格闘技系の派手な音楽が大音量で流れ、舞台袖から「待てぇい!」の声。舞台右側から白い仮面を被り、ダブルスーツを着た大悟(千鳥)が登場する。舞台端に置いてあるお立ち台に上り、猪木/和田とにらみ合う二人。にらみ合う二人。…にらみ合う二人…。だが何も起きない。大悟はそのままゆっくりと舞台から去っていく。音楽は消え、メンバーもやがては舞台からはけていく。一人残された猪木/和田。最後は「アントニオ…命」とゴルゴ松本の真似をしたところで暗転。



第三部
舞台中央には「長渕剛ものまね講座」という看板とマイク、長渕の曲「乾杯」の歌詞が書かれたホワイトボードが置かれている。それを取り囲むように水口(ソラシド)、本坊(ソラシド)、大浦(大浦梶)、梶(大浦梶)、町田(ヘッドライト)、和田(ヘッドライト)、西田(笑い飯)、哲夫(笑い飯)、大悟(千鳥)がパイプ椅子に座り誰かの登場を待っている。(何故か全員筆記具を持っている)

…やがて登場するのはノブ扮する長淵剛(?)。ギターを抱え頭にはバンダナを巻いている。おもむろに教壇に立ち、水を一口飲むとやがて「乾杯」のカラオケが流れ出す。長渕風に歌いだすノブ(長淵の物まねはうまいし、かなり似ている)。周りを取り囲んでじっとに聞き入るメンバー。どうやら長渕講座の生徒らしい。ノブが歌の途中でコブシをまわしたり、グッとタメを作ったりすると、メンバーが一斉にノートを書き出す。書き出すタイミングがあまりに全員ピタッと揃っているのでおかしい。会場は爆笑。ノブは淡々と歌い続ける。ノートを取るメンバー。

曲が終わるとまた水を口に含み、ホワイトボードにちょっと水をかけてみたりするノブ。その間受講生たちはヒソヒソと先ほどの復習をし始める。「あそこはもっと遅らせればいいんですねぇ」「タメのところが」云々という声が聞こえてくる。

やがて「乾杯」のカラオケが流れ出す。長渕風に歌いだすノブ。周りを取り囲んでじっと聞き入るメンバー。ノブが歌の途中でコブシをまわしたり、グッとタメを作ったりすると、メンバーが一斉にノートを書き出す。書き出すタイミングがあまりに全員ピタッと揃っているのでおかしい。会場は爆笑。ノブは淡々と歌い続ける。ノートを取るメンバー。

曲が終わるとまた水を口に含み、ホワイトボードにちょっと水をかけてみたりするノブ。その間受講生たちはヒソヒソと先ほどの復習をし始める。

やがて「乾杯」のカラオケが流れ出す。長渕風に歌いだすノブ。周りを取り囲んでじっと聞き入り、ノートを取るメンバー。しかし歌の途中で暗転。


第四部
ノブ(千鳥)、水口(ソラシド)、本坊(ソラシド)、大浦(大浦梶)、梶(大浦梶)、町田(ヘッドライト)、西田(笑い飯)、和田(ヘッドライト)が舞台に並んでいる。ノブが太鼓を持ち、大浦(大浦梶)と水口(ソラシド)が野球拳をする。その他のメンバーは野球服を着て一緒に振り付けを踊ったり、大きな団扇を振ったり、「アウト!セーフ!」のところで本当にスライディングしてみたりとかなりにぎやかな感じ。野球拳ショー?を延々と繰り返す。同じパターンを何度も繰り返すので何だか変にテンションが上がる舞台上。

…何度も何度も「野球〜するなら〜♪」を繰り返している舞台上。そこに突然、先ほどの哲夫先生が笛を吹いて現れる。あまりに場違いな登場に会場は爆笑。哲夫先生はまた全員を整列させようとする。しかしちゃんと揃わない。また手本を見せようとする哲夫先生、しかしうまくいかず失敗(というか故意にボケているのだが)、全員に羽交い絞めにされる。哲夫先生を羽交い絞めにしながら誰かが「おい何か言いよんぞ。静かにしろ。」と言う。一瞬の間があって哲夫「(羽交い締めにされたまま)よしっ、解散。」哲夫を地面に放り投げて解散。暗転。



第五部
王様役の哲夫(笑い飯)が玉座に座っている。王冠を被り、口ひげをたくわえている。傍には側近のノブ(千鳥)、家来の町田(ヘッドライト)、梶(大浦梶)が立っている。水口(ソラシド)によるナレーションによると、この王様は昔はよく笑う王様だったのだが、ある事件をきっかけに突然不機嫌になってしまったらしい。なんとか昔の朗らかな王様に戻ってもらいたいので(王様を)笑わせる事が出来る人間を探している。

…そこへ家来から連絡。野蛮な赤顔族が攻めてきているらしい。やがて戦争になり、次々に捕らえられた赤顔族が王様の前に連れて来られる。捕虜の赤顔族は深い穴に放り込まれて殺されるか、王様を笑わせて助かるかのどちらかを選ばされる。(赤顔族は赤い仮面を被っている。原始的な部族であまり言葉は話さないようだ)ひとりずつ王様(哲夫)の前でギャグをやらされる。その度に王様は不機嫌になり、受けなかった赤顔族は深い穴へと連れ込まれ落とされてしまう。一人、また一人と王様の元へ連れてこられてはギャグをやらされ、その度に穴へ落とされる。穴に落とされた時にアドリブで一声悲鳴をあげる。それぞれ工夫がこらされていて穴に落とされる度に笑いが起こる。

いよいよ赤顔族もいなくなり、残った家来の町田、梶が王様の前でギャグをやらされる。しかし全く受けず穴へ落とされる。最後に残った側近のノブもギャグをやらされるがこれも受けない。諦めた王様は「しょうがないな…ん?しょうがない?しょうががない…生姜がない。おい、生姜を買ってこい。なぜならしょうがない、しょうががないからじゃ。あっはっはっは」と自分の駄洒落で大笑いしてしまう。めでたしめでたし。暗転。

※挨拶やカーテンコール等はなし。プロジェクターで「終わり」「かえれ」と映し出されて大笑い。終了。