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2004年6月19日 単独ライブ「近鉄俊徳道行アーバンライナー」 baseよしもと

イベントレポート | 2004年6月19日 |

出演:笑い飯、ソラシド水口、隼(はやぶさ)ポリン

オープニング
普段通り舞台に二人が登場。席がいくつか空いていたので「立ち見の人はイチかバチか(空いている)席に座ってみて下さい」と哲夫。

タイトルである「近鉄俊徳道行アーバンライナー」についての説明。「近鉄特急アーバンライナー」がどの駅に止まりどの駅に止まらないのか、いちいち駅名挙げてくどくどと説明を続ける哲夫。業を煮やした西田が話を途中で遮り、「では単独始まりま〜す」と言って舞台からはける。


オープニングV

『はみだし刑事情熱系』のオープニングV。途中で登場人物の名前のところが哲夫と西田の名前に修正されている。


漫才
物忘れ>忘れられない思い出>お腹が痛い隣の席の友達


「こんな趣味はいかがでしょう」
二人の趣味にまつわる写真を紹介して、どちらが客にウケが良いか判断してもらうコーナー。

●哲夫
(おそらく自分で撮影したと思われる)新幹線の写真を紹介。300系、500系、700系の細かな仕様の違いや、それぞれのパンタグラフの写真を見せて大きさやデザインがいかに違うか等を嬉々として説明する哲夫。西田は「そんなん違い分からへん」「それ一緒やろ」と一人でエキサイトして暴走する哲夫に対して呆れながらツッコミを入れる。

●西田
趣味の鎧兜(よろいかぶと)の写真をチョイス。戦国時代の武将がいかに非合理的な鎧兜を身につけていたか、実例を出しながら説明。おそらく実際の戦闘時には邪魔になるとしか思えない兜の写真をいくつか見せていく。例:兜のデザインがサザエになっているものや、熊の毛を全身に貼り付けた鎧【惣黒熊毛植具足】(「そうぐろくまげ うわぐそく」と読むそうです)、ありえない大きさの角がついた兜など。

最後にどちらの趣味に共感したかを観客に判断してもらう。
哲夫「僕の新幹線の趣味が良かったと思う人、大きな声で「パンタグラフ」と叫んで下さい」
西田「僕の鎧兜の趣味が良かったと思う人は、大きな声で「惣黒熊毛植具足(そうぐろくまげ うわぐそく)」と叫んで下さい(爆笑)」
哲夫「僕の方が良かったと思う人、「パンタグラフ」と叫んで下さい」
西田「僕の方が良かったと思う人、「惣黒熊毛植具足(そうぐろくまげ うわぐそく)」と叫んで下さい」
哲夫「「パンタグラフ植具足」と叫んで下さい(笑)」
…最後はグチャグチャになり終了。


ソラシド水口がビデオに登場
水口が主催する「DJ水口の今夜はオーウラナイト」というイベントの宣伝。前回イベントの時の映像を少しだけ紹介。


コント
ボクサー役の哲夫、トレーナー役の西田が控え室にいる。最近調子の悪い哲夫にその理由を問いただすトレーナー西田。「妹が白血病にかかりそのために試合に身が入らない、ボクサーをやめさせて欲しい」と懇願する哲夫。それを励ます西田。やがてもう一度ボクシングに打ち込む事を哲夫が決意。ロッキーのテーマをBGMにスパーリングを始める二人。

しかしBGMが少しおかしい。そのまま暗転。やがて声が聞こえて来る。女の子A「ねぇねぇねぇ最後のシーンさぁ、音おかしくない?」女の子B「だよねぇ。私もそう思った〜せっかくいいシーンなのに訳わかんな〜い」若い男「あれぇ、君たちもそう思った?正直、金返せって感じ〜。俺達気が合うよね〜。ねぇ、今度ダーツ・バーでイベントやるんだけど来ない〜?」


振り返り大喜利
司会は水口。お題に沿っていくつか解答を書き、出した答えを振り返ってみて面白かった解答に得点を与える。制限時間は1問につき3分。罰ゲームもあり。

『高校球児が持って帰った甲子園の土を、どうしている?』
哲夫「小さめのビニール袋に小分けして、近所に配る」
西田「ストローで鼻から吸う」
西田「顕微鏡で見て敗因を調べる」
哲夫「水と一緒にこねて、土ダンゴを作る」
西田「ちょっと水を入れて、ドモホルンリンクルみたいに顔に塗る」
哲夫「土偶を作る」
哲夫「おかんが鬱陶しいときに、投げる」
西田「帰りに忘れて行く」
哲夫「ミニ甲子園を作る」


『生徒会長選挙で、ダントツ最下位だった生徒の掲げた公約は?』
哲夫「国会に卍固め、消費税に延髄切り」
西田「僕は死にましぇん!」
哲夫「女子の江頭さんを、名字だけでいじめるのをやめさせます」
西田「購買部の焼そばパンのラップを、剥がしやすく改善します」
哲夫「学食の、A定食B定食以外にもCからP定食まで作ります」
哲夫「屋上の避雷針を折ります(パラシュートで降りて来る時に刺さったら危ないので)」
西田「教科書の「軍国主義」のところを墨で塗りつぶします」
哲夫「田井中浦公平君のことを面倒くさいので田中公平君に変えましょう」


『琵琶湖わんわん王国で起こった大事件とは?』
哲夫「隣にニャンニャン帝国が出来た」
西田「琵琶湖ワンタン王国が出来た」
哲夫「わんわん王国vs神聖ローマ帝国」
西田「犬が全てマリリンに会いに行った」
哲夫「同時多発わんわん事件」
西田「良く見ると、何匹か背中にチャックがついていた」
哲夫「会場名を全部カタカナにしま〜す」
西田「セントバーナードのようなでかい犬が、滋賀県知事の足にしがみついて腰をカクカクさせている」
哲夫「わんわん王国の「王」のところを王様みたいなイラストに」


『【でべそ】の格好良い呼び方とは?』
哲夫「突出器」
西田「DB(ディービー)そ」
哲夫「デベッソ」
西田「だぜよ」
西田「(口笛で)ピューピューピュー」
哲夫「せやろ」


結果:11対10で西田の勝利

罰ゲーム:格闘技をやっているらしい水口の蹴りを、キックミットで得点の数だけ受ける。観客に数を数えさせながら、キックミットを持った哲夫に蹴りを入れていく水口。どんどんエキサイトしていき、やがて水口の蹴りが止まらなくなる。狂ったようにひたすら哲夫に蹴りを入れる水口。止めようとする西田にも食ってかかる。水口にコテンパンにやられる二人。収拾がつかなくなり終了。


ゲストコーナー
隼ポリン氏を迎えてのトークコーナー。以前の単独に引き続いて2回目の登場。ポリン氏の趣味や履歴を下に二人がインタビューしていく。前回の時は体操を中心ししたコーナーだったこともあり、今回もトークの合間に身体を動かそうとするポリン氏。

しかしポリン氏が動こうとすると二人がそれを阻止。「いやいいですポリンさん。今回はトークなんで」本業である体操の話をしようとすると「あぁその話はいいですわ」と、体操とは関係のない趣味の話を強要。ゲストなのに居心地の悪そうなポリン氏。

…ようやく最後にあん馬をやってもらおうという話になり、ポリン氏が準備しようとするとBGMが鳴りゲストコーナーは終了、ポリン氏は強制的に退出させられる。


漫才
知り合いのおっちゃん>新大陸発見〜コロンブス編>新大陸発見〜「●●●な男」編>新大陸発見〜先住民との対話編


エンディング
本日出演のゲストを紹介。8月にまた単独イベントを行うことを告知。幕。