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M-1グランプリ2005関連ニュース

M-1グランプリ | 2005年12月13日 |

M-1決勝進出者決定(デイリースポーツ)
http://www.daily.co.jp/gossip/2005/12/13/197946.shtml

笑い飯5連覇5千万円プラン!? M-1決勝進出8組決定(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200512/13/ente188207.html

M-1決勝進出8組発表、6組が大阪吉本(日刊スポーツ)
http://osaka.nikkansports.com/oet/p-ot-tp5-051213-0013.html(Web Archive)


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決勝戦に残ったメンバーを見て、まるで『ABCお笑い新人グランプリ』」ではないかと錯覚するような顔ぶれで驚きました。関西人にとっては賞レースでお馴染みのコンビばかり。明らかに現在のお笑いブームの流れとは違う方向性を持つメンツが揃ったあたり、M-1の独自性を強く感じました。まぁ単純に面白い漫才をやったコンビが選ばれただけなのだと、審査された方々はおっしゃると思いますが。

この顔ぶれから想像できるのはいつも以上のガチのネタ勝負、とても渋い内容の戦いになるのではないかということ。審査員の評価の微妙な差異が大きく勝敗に影響しそうな予感がします。(毎回そうですけどね)

管理人(ハエ)の優勝候補予想:

ブラックマヨネーズ◎
現時点で優勝に一番近いコンビだと考えています。最近展開している不安神経症的なネタの完成度が非常に高く、これは特に審査員に受けるのではないかと。

笑い飯○
このランクは予想というよりも管理人としての願望ですね。トップ出番は誰が見ても不利。ここは開き直って最初から大ネタを持ってくるしかないでしょう。強い漫才を2本、きっちりそろえてくる事が出来たコンビが毎回優勝しているので、優勝決定戦用に良いネタを残しておくなどという小細工をしていると絶対に勝つ事は出来ないと思います。決定戦に残る事さえ出来れば優勝の可能性は飛躍的に上がると思うので、とにかく1本目に勝負をかける意気込みで臨んで欲しい。

南海キャンディーズ○
漫然と去年と同じ切り口のネタをやってしまうと決定戦残留は厳しいかも。ただ山里君が何か考えてきている可能性もあります。とにかくしずちゃんの芸人としてのポテンシャルは他の芸人を圧倒してずば抜けていますし、まだまだ表に出ていない引き出しも多い。山里君の戦略次第ではあっという間に優勝をさらってしまう可能性もあるのではないかと思います。

麒麟△
彼らも最終出番で不利なスタートですね。笑い飯と麒麟はM-1ではすでに見慣れた顔になってしまったので(それはそれで凄いことなのですが)、新鮮さという意味では初出場のブラマヨやアジアンにはかなわないでしょう。ただ全体的に渋めのネタ勝負になれば麒麟が浮上してくる可能性も高いと思います。

アジアン△
(WM)管理人内でもかねてから評価が高いアジアンですが、それとは別にいよいよ関西が誇るブサイク顔の殿堂(w隅田さんが全国デビューを果たすかと思うと楽しくて仕方がないところでもあります。ただあまり顔で引っ張りすぎると審査員の評価が気になるところ。馬場園さんの比喩の発想力は大したものなので、そのあたりがヒットすれば大受けするかも知れません。

チュートリアル△
今年のM-1決勝戦は基本的なボケ・ツッコミの形をきっちりと守っている漫才師が数多く残っていて、おぎやはぎや千鳥、あるいはPOISON GIRL BANDのようにツッコんでいるのか一緒になってボケているのか良く分からない変化球漫才がほとんど選ばれていないのが特徴だと思います。チュートリアルもそんな正統派漫才師の一組。徳井さんやブラマヨの吉田さん、麒麟の川島さんあるいはアジアンの馬場園さんにしても、ボケの役者はほぼ出揃っていると思うのであとはツッコミの能力勝負になるのではないかと予想中。

※品川庄司やタイムマシーン3号はネタをちゃんと見たことがないのでここでは予想の対象外です。あと敗者復活枠にも強力な芸人が上がってくると思うので、このあたりの展開も見逃せません。